本当に良い楽器という物は、自分の演奏を導いてくれるのです。私は「もう一人の先生」と例えているほど、良い楽器は正しい演奏、正しい音程、等々、演奏の高みへ導いてくれます。
それは主観的、感覚的な要因ではなく、きちんとした道具としての物理特性の話なのです。そこを勘違いしている人だらけです。
そういう「良い楽器」を生涯の音楽の友とするような努力をしなければ、貴重な人生、とても損です。
関連記事:
- 理想の楽器とは、自分を導いてくれるような楽器
- 私の工房で楽器や弓を購入した人が喜んでくれると嬉しい
- 弓が正しい弾き方に矯正してくれる
- 逆に、良い楽器とは、良い弓の本当の意味を実感できるのです
- 先日カントゥーシャ作のヴァイオリンを購入してくださった方からのメールに