私は常に、「演奏の理」を追求し、説明しています。それはスポーツと多くの部分で共通しているのです。
これまでにも何度か、コントラバスの名人達の演奏を例にあげて説明しました。今回もまたコンとバラスです。なぜコントラバスかというと、コントラバスはヴァイオリン~チェロのスローモーションバージョンと言えるので、観察しやすいからです。
私は演奏者に詳しいわけではないので、このBarry Lieberman氏を知りませんでしたが、その演奏はこれまで私が紹介してきたコントラバスの名人達と共通する「理」があります。弓の逆反りを利用した「自然な圧」と、駒寄りをアタックをかけないで自然に運動する(弓の圧力が重要なのです)ボウイングです。まるで「物が落ちる時の動き」と共通しています。
興味深かったのは、このBarry Lieberman氏の指導による生徒の演奏です。生徒も先生と同じような理にかなったボウイングを実践しているのです(もちろん先生の域にはまだまだですが)。
これは私は「スクールの先生と生徒は似るので、先生が良ければ生徒も良いし、先生が勘違いしていると生徒はも同じになる」という事を良い意味で表しています。
補足:私はコントラバス演奏技術の事はわかりませんので、上記のBarry Lieberman氏の演奏がコントラバス奏者としてベストだとか、下記の生徒の演奏がとても優れているとか、そういう事を言いたいわけではありません。私が言いたかったのは、「理の指導(伝える事)」に付いてです。
関連記事:
- コントラバス関連は受けておりません
- 私の考案したエンドピンストッパー板は、コントラバスには合いません
- 私がなぜコントラバスを意識しているのか?
- コントラバスのピッツィカートの音は美しい
- コントラバスという楽器の「理想の音」の美しさ