先日、GEWAのフルカーボンIDEA 1.8ヴァイオリンケースを仕入れたという記事を書きました。
これまでこのような軽量ケースを否定してきた私が、なぜこの手のヴァイオリンケースを仕入れたのか、その理由を書きます。
私が一貫して主張してきたのは、所有者が楽をするためのケースではなく、「楽器のためのケース」です。だから肉厚で重かったり、ケース内部に余裕を生むために四角ケースをお勧めしていました。
ところが最近の流行からか、私がお勧めしていたケースがことごとく廃番になってしまったのです。メーカーも多く売れない商品を生産し続けるわけにもいかないのでしょう。
そのような理由から、最近ではお客様から「お勧めのケースを紹介してください」と言われても、「私がお勧めできるケースは、もう入手不可なので、ご自身で良いと思ったものを購入してください」と、専門家として情けない返答を行っていたのです。
しかし、それで後日、お客様が購入してきたケース(最近流行の表面がツルッとした、ダルマ型ケースです)が良くなかった場合(お客様は満足しているようですが)、私は心の中にずっとモヤモヤしたものが残ってしまうのです。
そこで、最近流行のタイプの軽量ケースの中で、私が「しいて私がお勧めするならば」というケースを仕入れて、実際にお見せするためなのです。
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