最近はネット上の情報をいかに収集できるかが「出来る人」だと、何かおかしな方向へ突き進んでいます。
言い切りますが、こと弦楽器関連では、間違った情報だらけなのです。だから私はそんなおかしな業界を変えようと、1980年代から頑張って説明を続けてきましたが、何の変革ももたらすことが出来なかったです。
先日にも、現在在庫のイタリア作の新作楽器の問い合わせで、「イタリア製なので、やはり音は明るいのですか?」って質問されました。それに対して私は「いや、普通ですよ」って答えたら、なにかぽかんとされている雰囲気でした。
イタリア製の楽器が明るい音なんて、どんな根拠で言っているのでしょうか? ストラディヴァリの音が明るいですか? 数多く存在するイタリアの楽器を全て「明るい」で一括りに説明できますか?
また別の時には、私がカントゥーシャ作の楽器の素晴らしさを説明しているときに、電話口の質問者が、「でもドイツ製なのですよね」って・・・。量産楽器と同一に考えてはいませんか? って。
このように、間違った情報に振り回されている人がほとんどなのです。
なぜこんなに間違った情報ばかり蔓延しているかというと、程度の低い情報ほど理解しやすいから、「受け」が良いのです。すなわち、蔓延している情報ほど程度が低いという事なのです。
何度でも言い続けます。本物を知りたかったら、ネット検索などせずに「人」を訪ねてください。最終的に財産となるのは「凄い人」との関係性です。もちろん、私に興味の無い方は、私の記事なんて読んでいないで、別の「凄い人」を訪ねてください。
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