先日、飛騨高山のある博物館を訪れたとき、中庭のベンチに座って休憩していました。ふと、板張りのテラス(廊下?)の板が全て反っているのが目に付きました。
その時、もう10年以上前の事になりますが、工房に掛かってきたある苦情電話の事を思い出しました。
その内容は、詳しい言い方は省略しますが、要約すると下記の内容でした。
・私は大学院で木材の研究をしている者だ。
・弦楽器のしくみとメンテナンスを読んで、板目木材の反りについて間違った事が書かれている。
・あなたの著書だけででなく、他の書籍にも同じように、嘘ばかり書かれていて困っている。
・板目に製材された木材は、年輪と同じ向きに反るはず。その理由は、****(専門用語による説明)。
・素人がいいかげんな事を書かないで欲しい。
こんな電話でした。
私は「はあ・・・?」って感じで、反論もせずに電話を切ったのです。私は嘘は書いていません。実際の現象を書いたまでです。他の書籍でも同じなのです。
今回、板の反りの向きをわざわざ確認しに、近づいてみました。やはり、私や他の書籍の説明通り、全ての板が年輪と反対方向に沿っていました。
電話の主、ご立派な研究者にでもなっているのでしょうか?
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