これまでの取材で何回か、「次に生まれ変わったら、どのような職業を選びますか?」という質問を受けたことがあります。よくテレビ番組中でも頻繁に聞く質問です。
このワンパターンとも言える質問は、当然ある答えを期待しての質問です。
「もちろん、次に生まれ変わってもこの職業を・・」、という答えの誘導なのでしょう。
しかし私はこんなに野暮な質問はないと思っています。このような質問をするインタビュアーのボキャブラリーや感性の貧困さを疑ってしまいます。
こんな素晴らしい御馳走を目の前にして、「次に何を食べたいですか?」と訊いているようなものだからです。
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