我々個人、裸一貫で細々と仕事を続けているものにとって、楽器の写真撮影(または動画撮影)は単なる宣伝媒体目的だけではなく、自分自身の技術の分身でもあるのです。

 それは日々の努力の結晶であり、ある意味では企業秘密に近い内容も含まれています。すなわち、我々の「財産」です。

 私は、「我々のような零細自営業者ほど、著作権を確保すべき」と主張しています。大手のぼろもうけしているような企業に、高度な技術を安易な気持ちで利用されてはいけないのです(この手の愚痴やもんくは沢山あります)。

 

 若い技術者に、私からアドバイスがあります。

 それは「自分の仕事関連の写真は、自分自身で撮影すべき」という事です。それによって、「著作権」を確保することが出来るのです。もちろん、その著作権がそう簡単に利益に繋がることはないでしょう。しかし、著作権を他人に所有されてしまうと、その中に写っている自分自身の技術も、無許可で転用されてしまうからです。

 私は基本的には同業者からの(ましてアマチュア製作者は論外です)技術的な質問には一切お答えしていません(本当に親密な友人は別ですが)。しかし、上記の写真撮影についてのアドバイスでしたら、簡単なものでしたらできる限りのことを説明します。

補足:
 撮影の技術実習とか、そんなのではありませんよ。

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