少し前の事になりますが、工房開業以来初めて税務署から電話がありました。「修正申告が提出されていないが、どうしましたか?」という内容でした。
私の工房は20年前の開業当初からパソコン会計ソフトを使って、私自身で(もちろん妻も)全ての会計処理を行ってきましたが、これまで一度も税務署から問題を指摘されたことはなかったのです。
そんなわけで、税務署から届いていた修正申告の書類も、いつもの予定納税のお知らせ程度に思い込んでいて開封していなかったのです。税務署から電話で指摘された瞬間は、一体自分の行った処理の何が間違っていたのか理解できずに、しどろもどろの返答しかできませんでした(もちろん意図的な不正はしていませんので、そう言ったことへの焦りではありませんが)。
結局、予定納税額を勘違いして私が記入してしまったという、余りにも単純でお粗末な事が原因でした。「慣れ」がこのようなうっかり間違いを引き起こしてしまったので、初心を忘れずに、丁寧な会計処理を行わなければなりません。
もちろん至急修正申告を行って、追加の税金を払って、全て完了しました。