今日、お客様から東京フロインドリープというお菓子屋さんのドイツクッキーを頂きました。さっそく頂いたのですが、その中の1つがカントゥーシャの奥さんのクリスマスクッキーの味とそっくりで、急に当時の事を思い出しました。
毎年12月になると毎日クッキーを焼いて、大きな缶いっぱいまで作るのです。私は3時の休憩の時に、それらを頂くのが12月の恒例でした。カントゥーシャの奥さんは色々な種類のクッキーを、本当に上手に焼きました。
その奥さんも以前に亡くなって、それどころかその前年に工房の跡継ぎだった息子さんも亡くなって、そして先月にはカントゥーシャまで亡くなってしまいました。まあ、92歳くらい(92歳直前くらい?)だったので、しかたないのですが。
これで私の思い出のミッテンヴァルトとの関わりも、ほとんどなくなってしまいました。来週お墓参りに行ったときに、カントゥーシャの娘さん(長女でハープ奏者)と会う約束はしていますが。
そういえば、奥さんが亡くなってからミッテンヴァルトに行ったときに、カントゥーシャ宅でお茶をご馳走になったときに、クリスマスクッキーも出てきました。味も形もそっくりだったのですが、おそらく娘さんがその作り方を自然と受け継いだのでしょうね。
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