先日、あるコントラバスのプロの演奏者から、感想メールをいただきました。

 その方は私のホームページをよく読んでくださっている方で、私の「弓の性能考え方」をもとに弓を購入されたそうなのです。実は以前に、その方から「私の工房でコントラバスの弓を購入したい」という依頼があったのですが、コントラバスは扱っていないのでお断りしていたのです。

 そしてその弓の購入後の先日に、長文の感想メールを頂いたのですが、私は正直言って驚きました。実に的確な感想が書かれていたからです。

 そのメールには、当然のことながら「弓の性能と、演奏の変化、出る音の変化」の事についての感想はもとより、周りの演奏者がいかに勘違いをして弓を選んでいるか、または作られた情報を性能と信じ込んで人がいかに多いか、またはカーボン弓の性能(特性)の違いを知らずに買ってしまった人のこと、等々が書かれていました。

 本当はそのメールをそのまま掲載したいくらい「的確」な内容の感想メールなのですが、もちろん個人的な内容も多く含まれていますので、掲載はしません。

 私が最後に思ったのは、「私のヴァイオリン~チェロの理論はコントラバスにも当てはまるのだ」という、ごくごくシンプルな結論です。物理的はそうでなくてはならないはずですから、このコントラバス奏者からの感想メールは、私にとって大きな自信と確信につながりました。

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