昨日、チェロのお客様との話の中で、”弓の性能”の話になり、その”弓の性能”を利用した音の出し方の話になりました。
私はこう言いました、「私はチェロは全く弾けません。しかし、私の出す音って、良いでしょう? なぜだかわかりますか?」、と。その方も同意してくださいました。
答えを詳しく説明するためには、今回は時間が無いので詳しくは説明しませんが、最終的にはこういうことなのです。
「良い音を出すには、物理の話し。良い演奏をするためには、音楽の話し。」 さらに補足すると、「本当に良い演奏は、良い音が出てなければ不可能」ということなのです。
関連記事:
- 良い音を出すというのは、演奏が上手なのとは、ちょっと別なのです
- “Zauberplatte”の音響性能は、良いチェロほど顕著に実感できます
- 無伴奏チェロ組曲第一番、出だしの「スラー」と「弓の性能」との関係
- チェロ弓の在庫はこんなにあるのです
- 先日見たチェロのカーボン弓も、やはり