昨日、チェロのお客様との話の中で、”弓の性能”の話になり、その”弓の性能”を利用した音の出し方の話になりました。
私はこう言いました、「私はチェロは全く弾けません。しかし、私の出す音って、良いでしょう? なぜだかわかりますか?」、と。その方も同意してくださいました。
答えを詳しく説明するためには、今回は時間が無いので詳しくは説明しませんが、最終的にはこういうことなのです。
「良い音を出すには、物理の話し。良い演奏をするためには、音楽の話し。」 さらに補足すると、「本当に良い演奏は、良い音が出てなければ不可能」ということなのです。
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