先日、毎年恒例の「弦楽器フェアのハガキとチラシの仕分けと発送作業」のお手伝いに行ってきました。もちろん、弟子の川口君も連れて行きました。今年は林さんがいないので、なにか寂しい感じです。
弟子をこのような場に参加させて手伝わせることは、とても重要なことなのです。弦楽器製作者協会の先輩方々はとても親切な方が多く、他人の弟子にもとても優しく接してくださります。というのは、技術者の卵は、この業界の宝だと言うことを、皆知っているからだと思うのです。なぜなら、私も、彼等も、若いときに皆、師匠や大先輩方々にそうして育てられたからです。
楽器を作るのと同じくらい、業界として若い職人を育てていく、大変さや義務感を皆感じているからでしょう。
川口君も、短い時間ではありましたが、何人かの方々から色々話しかけて貰ったり、専門書を頂いたり、またはいらなくなった木材を頂く約束をしてもったりと、ほんとうにありがたい経験をさせてもらいました。
弦楽器製作者協会の方々は、本当に優しい方ばかりです。
関連記事:
- 弟子の川口君も日々勉強
- ようやく弦楽器製作者協会の仕事が一段落
- 弦楽器協会の請求書を発送
- 弦楽器製作工程BDプラス映像版を購入してくださる方の半数は、既にお持ちの方
- ようやく日本弦楽器製作者協会のデータベース改良が完了