ともに私が所有しているJ.Kantuscher作ヴィオラと、E.Roth作ヴィオラのサイズが同じ42cmのサイズでしかもほぼ同じ製作年代(約50年前の楽器)という比較する上で好条件なので、この機会に弾き比べしてみました。両ヴィオラとも同じような調整をしていますので、出てくる音の違いは楽器そのものの違いと言ってもよいでしょう。
インターネットでは音質の違いはわからないかもしれませんが、試しにYouTubeにアップロードしてみました。ちなみに、YouTubeの再生解像度を720Pにすると再生音質も向上します。また、きちんとしたスピーカーで再生しないと、豊かな低音成分が聞こえず、キンキンした音になってしまいますので注意してください。
Roth作のヴィオラもなかなか良い音の楽器なのですが、Kantuscher作のヴィオラの発音の素直さ(レスポンスの良さ)、バランスの良さには驚きさえ感じます。
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