結局求められているのは「無料の答え」だけなのかなあ

　1ヶ月前くらいから「弦楽器製作工程BDプラス映像版」の事を「是非､見てください」と何度も書いてきました。しかし、残念ながら、売れた枚数って10枚にも満たないです。

　その上、その購入してくださった方って、私のお客様で、それも既に以前にビデオディスクを購入してくださった方が、さらに追加で購入してくださった方が多いのです。

　おそらく、私を（私の活動を）応援してくださったのだと思います。とても、とても嬉しいです。そして、その方々に恩を感じます。

　私のホームページやブログには､ありがたいことにそこそこのアクセスとか検索があります。しかし、結局は、無料の答えだけを求められているのでしょう。

　今回のビデディスクで私は、「有料の、とても大切な”問い”」を提供したつもりです。しかし、最近の世の中、有料の問いかけよりも、無料の答えしか求められていないのです。残念です。

　同じ事は、楽器や弓についても言えます。検索は多くても、所詮自分にとって都合の良い情報を探していたり、お得な商品情報を探しているのです。実際に私の工房にいらっしゃる方は、残念ながらとても少ないのです。

　もっとも、その少ない中でですが、とても喜んでもらえることも多いので、それだけが私のやりがいです。

　時々ですが、メールで「佐々木さんの情報はとても役に立っています」みたいなお礼を頂くことがあります。とても嬉しく、ありがたいメールです。しかし、申し訳ありませんが、私の本質はインターネット上にはありません。