先日ある音大生が弓の話を聞きに来て、結局当工房で購入しました。いつものことですが、きちんとした性能の(理にかなった性能の)弓と、それまで使っていた弓との音はまるで違うのです。多くの方は、当工房で扱っている弓で弾いた後に自分の弓を弾くと、とたんに苦笑いをしてしまうのです(そのくらいの性能差を実際に感じますし、さらにその性能にこれまで全く疑問を感じなかった自分に苦笑いを浮かべてしまうのです)。
その音大生にも「なぜ2年前にこなかった?」と言ったのですが、多くの方が「もったいない時間」を無題に費やしてしまっています。
私のこの言葉が怪しいと思うのでしたら、私の工房に来る必要は全くありません。しかし、ご自身の信頼している楽器店にて「理にかなった性能の高い弓」を購入することをお勧めします。本当に弓は重要ですから。
人生の貴重な時間の浪費こそ、最大の無駄遣いです。