私から「弓の性能の理論(仕組み)」を聞いて、そして実際に実性能の高い弓を購入されて、本当の意味での「弓の性能の理論」というものが理解できた人は、その全く逆の、「古楽器の弓(バロック弓)」の意味も理解できると思います。

 なぜ「純反り」なのか?

 もちろん、弓の発展の歴史的に、「純反り」が最初で、「逆反り」が後で発明されたので、「古楽器時代には純反り弓しか無かった」という説明が真なのかもしれません。

 しかし物理的に、古楽器には純反り弓が合っているのです。その意味が物理的に理解できている人って、とても少ないです。

 この業界って、科学的考察を排除することこそが高度(芸術)だと勘違いしている風潮が根強いです。スポーツ界を見習わなくては。

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