今日、前回納品した私の作ったヴァイオリンが点検にやってきました。自分の楽器が工房に来て、ケースを開けるときは緊張します。「丁寧に使ってくれているのだろうか」、「どこか不調なところはないだろうか?」、「納品したときと違って、より冷静に客観的に見た自分の目にはどう映るのか」・・・等々。
今回のヴァイオリンを開けたとき、とてもきれいに使ってくださっていて、また楽器もとても美しかったので(自画自賛でもうしわけありません)、私自身が一番嬉しかったです。
31日までこの楽器は工房にありますので、もしも実物を見たい方は至急いらしてください。
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