時々、近所のBOOK・OFFに寄って古雑誌や中古CDを物色するのですが、今回「どこかで聴いたクラシック ヴァイオリン・ベスト101」という中古の6枚組CDを買ってみました。
この手の名曲集は取っつきやすい反面、聴いていて中途半端というか、「もっと聴きたい」というところで次の曲に変わってしまうので、あまり興味は無かったのです。演奏者自体は様々な名演奏者の録音なので、曲自体は素晴らしいのでしょうが・・、と。
ところが、「まてよ、逆に考えてみると、このCD集は『演奏者ライブラりー』または『ヴァイオリンの音色ライブラリ-』になるのでは・・」と、ふと思ったのです。なんて、マニアックな考え方なのでしょう!
そして購入して、早速聴いてみました。はたして「ヴァイオリンの音色ライブラリー」として使えるのか?
う~ん、難しいです。演奏者による音色の違いよりも、曲のインパクトの方が大きすぎて、ついつい「曲」を聴いてしまうのです。もっとも、もともとそういうCDなのですが。
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