弦楽器製作では製作の基準面を出すために天然大理石定盤を使います。「定盤」とはいえ、工業用の精密定盤ほどの精度は必要有りませんので、本当の「工業用定盤」ではなく簡易大理石定盤を用います。具体的には洋菓子調理用として売られている大理石板を使うのです。
先日はレンタカーを借りてチェロ用の大理石定盤を買いに、合羽橋まで行ってきました。弟子の林さんと二人で、やっとの思いで600mmX900mm（厚み30mm）の大理石板を工房に運び込みました。
関連記事：
- スピンドルサンダーという機械でクランプを製作
- スタジオスカイレール照明システム
- この機会に「弦楽器製作工程BD」も観てください
- “Zauberplatte”の中心の黒い部分は、修理交換可能に作っています
- チェロの指板交換修理
