弦の振動の様子を64倍のハイスピード撮影で観察してみました。23秒間を25分に引き延ばしてスロー再生させています。
弦が複雑かつダイナミックに振動しているのがわかります。さらに共鳴によって、弾いていない弦も大きく振動することも観察できます。これまで想像でしか理解していなかった弦の動き方をこのように直接眼で確認できることは、馬毛の摩擦力と弦の振動パターンの相互作用を理解するのにとても重要なことです。
こちらは弦の振動によって駒がどのように動いているのかを観察しようとしたのですが、駒の直接的な運動は想像していた以上に小さいようです。