3Dプリンタを実際に購入して色々試行錯誤していると、「もう時代はここまで来たんだ」と、感慨深く感じます。

 パソコンで作った物を、実物として出力できる、その現実にです。

 そして、それがもう一般の人に手が届くまで降りてきていることにです。

 例えば、中学校とか高校とかの同好会で、パソコンとワコムのペンタブレット(Zbrush Coreソフト附属)という組み合わせさえあれば、頭の柔らかい若い生徒達ならばあっという間に、簡単な形のフィギュアくらいなら描き上げることが出来ます。

 そしてさらに3Dプリンタを学校で買えば、もう(出力時間はそこそこかかります)実物のフィギュアを出力できるのです。これ、もう現実の話しです。

 もちろんフィギュア製作でなく、3D CADを使って工業模型を実際に制作することも可能です。それが子どもにでも出来るようになったのです。これは昔、業務用だったパソコン(またはワークステーション)が家庭に普及したのと同じです。

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