ドイツ・ヴァイオリン製作マイスター 佐々木朗の工房日記です。 ホームページは https://www.sasakivn.com です
ブログ記事

工房

カントゥーシャ作のヴァイオリン、今、入手しなければ人生の損になります

 以前からカントゥーシャ作の楽器の凄さに関して説明していますが、イタリアブランド盲信のこの業界では、なかなか私が主張している「製作精度」という事が信頼してもらえません。  私はカントゥーシャ氏の弟子だから言うわけではない …

予約無しの飛び込みで工房にいらしても、おうけしません

 時々、予約無しに楽器の調整や毛替えに工房を訪ねていらっしゃる方がいるのですが、絶対にやめてください。  どんなに遠くからいらしたとしても、私はおうけしません。職人さんがたくさんいるような、もっと大きな立派な店に行ってく …

大阪のストリートピアノ 「練習は家でしてください」炎上の件

 大阪のあるストリートピアノ(誰でも自由に弾ける設置ピアノ)に苦情が多く寄せられて、設置者が「練習は家でしてください」みたいなコメントをしたら大炎上したという話題がありました。  この炎上に関して、多くの議論が見当違い勘 …

毛替え料金を上げさせてもらいました

 弦の定価(もちろん仕入れ値も)が上がり、お客様の定期メンテナンスの負担が大きくのしかかる昨今、定期メンテナンスに対して脚が遠のかないようにと、毛替え料金や調整技術料を据え置いて頑張ってきました。  しかし、最近は弓や楽 …

私を信用してくださった方が得をするのです

 昨日、私のブログでも紹介していた「安いけれどとても良いヴァイオリンのセット」を、私の工房のお客様が購入してくださりました。  このお客様は、これまでにも私の工房で楽器も弓も購入してくださって、満足して使ってくださってい …

なぜこんなに無責任な情報、インチキな情報が飛び交っているのか?

 昨今の人々は、いかに情報を上手に活用するかこそが「出来る人」だと思い込んでいるようです。  しかし、情報って何らかの意図で作り出されたものがほとんどなのです。これは弦楽器界でも全く同じです。だから安易に信用してはいけま …

日本酒を頂いた

 先日、「日本酒を飲んでいて、音楽との共通性を感じた」みたいな記事を書きましたが、その関連なのか、お客様から美味しそうな日本酒を頂きました。金メダルを受賞した古酒だそうです。1996年ものだから、私がドイツから帰国した翌 …

理にかなった演奏(運動)と、その指導を受けた生徒

 私は常に、「演奏の理」を追求し、説明しています。それはスポーツと多くの部分で共通しているのです。  これまでにも何度か、コントラバスの名人達の演奏を例にあげて説明しました。今回もまたコンとバラスです。なぜコントラバスか …

最近、どのギター(またはギタープレーヤー)の音も同じに感じていませんでした?

 「最近の演奏者は、個性がなくなった」というのは、昔からあるおじさんの愚痴あるあるです。  しかし、ことギターに関してですが、ギターの音の個性がなくなったと、皆さんも感じません? これはスチール弦(ポップス)でもクラシッ …

ギターの調弦とヴァイオリンの調弦は、意味が異なるのです

 最近のギター(ナイロン、スチールに限らず)奏者は電子チューナーで調弦している人だらけです。ギターヘッドにクリップ式チューナーを常にくっ付けている人もたくさん居ます。  ヴァイオリンでも、最近では電子チューナーを使って調 …

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