工房
理想の楽器とは、自分を導いてくれるような楽器
2024年6月10日 工房
「自分の思った通りの音の楽器」とは、素晴らしいと思います。 しかしさらに素晴らしい楽器とは、自分の演奏を導いてくれるような楽器です。 例えば、音程がはまったときは素晴らしい音が出るのに、音程が悪いと楽器が響かない事 …
せっかくの素晴らしい演奏会を撮影しないのはもったいない
2024年6月10日 工房パソコン、AV、家電、車
先日お客様と、「音を消して自分の演奏の運動を観察する事の意義」の話になりました。 私がこれまでに何度もお勧めしている事ですが、それを実行している方(または団体)は少数です。そのお客様の所属アマオケもビデオ撮影はしてい …
楽器の在庫があるときに、ご相談にいらしてください
2024年6月10日 工房
これまでに何度も同じ事を感じたのですが、楽器の在庫があるときには相談が無くて、楽器が売れてしまった途端「あの楽器は売れてしまったのですか?」という問い合わせが多いのです。 そのように、後になっての相談を受けても、私も …
演奏の壁を感じていらっしゃる方は、まずはご相談にいらしてください
2024年6月9日 工房
プロの演奏者も、アマチュアの演奏者も、上手な方ほど自分の壁を感じてしらっしゃると思います。そういう方は、まずはご相談にいらしてください。 現在お使いの弓の性能、楽器の性能、演奏の考え方等々、ご自分では考えもしなかった …
調整の期間はどれくらいごとに?
2024年6月8日 工房
よく、「調整はどのくらいの期間で来たら良いですか?」って尋ねられます。 大ざっぱに言えば、半年ごとにいらっしゃる事をお勧めしています。季節の変化、年間のメイン演奏会の回数、弦や毛の劣化度合いから、半年ごとの調整は必要 …
演奏の表現力は「縦(圧力)」の意識から生まれるのです
2024年6月7日 工房
真の意味での性能の良い弓(弓竿の腰が強い)という前提の話になりますが、演奏の表現力は縦方向(圧力)のボウイングの意識から生まれます。 しかし私が長年理論的に説明し、さらに「私の弓の理論に則った弓を試奏にいらしてくださ …
「気持ちで演奏する」を勘違いすると、日本人特有の「こぶし」の効いた音になってしまう
2024年5月26日 工房
私はずっと、「真の意味での性能の高い弓での演奏が必須」と説明していますが、なかなか理解(信用)してもらえません。 多くの方は、「気持ちを込めて、感情移入して演奏」することが良い音に繋がると思い込んでいるのです。しかし …
チェロの人って、自己満足している人がとても多いと感じます
2024年5月17日 工房
先日にもチェロのお客様とそういう会話になったのですが、チェロの人って自分の演奏だとか音に自己満足している人がとも多いと感じます。 自分の音や演奏に酔いしれているのです。 それがいけないというわけでは無いのですが、そ …
昔は、ちょっとした洋書のコピーでも貴重な宝物だった
2024年5月17日 工房
最近、暇を見つけては、書類や写真のデジタル化と処分を行っています。 私が東京ヴァイオリン製作学校在籍中とか、カントゥーシャ工房で働いていた頃に頂いたり、集めたりした弦楽器の音響関連の書類(コピーとか)もせっせとPDF …
「色々な事を考えずに、演奏に集中できる」
2024年5月11日 工房
アマチュアですがとてもお上手なお客様から、お礼のメールを頂きました。この方はアマチュア奏者としてはトップクラスにお上手な方です。少し前にも、この方がソロ演奏する大曲の演奏会を聴きにいって、感心したのでした。 この方か …