数日前の事ですが、夜の山手通りを走っていると、目の前におかしな挙動の大きな高級ベンツが走っていたのです。
最初は、どこか停車する場所を探しておかしな動きをしているのだと思いましたが、どうもそうでもなさそうなのです。ブレーキランプも頻繁に点滅するし、左に寄りそうになったと思ったら、次は右車線へ行きそうになり、直ぐにまた戻ったり。止まりそうで、走り続けたり。
最初、初心者マークの運転手かとも思ったのですが、初心者マークは貼っていませんし、それに初心者が乗るような車ではありません。
そこで私は、大型の高級ベンツを、無免許の未成年が盗んで走っているのだと思ったのです。
そこでようやく追い越し車線に車線変更して(車が多くて、なかなかそれもできません)、追い越しながら運転手を見たところ、なんと運転していたのはお年寄りでした。それも、ハンドルに張り付いて、フロントガラスに顔を近づけながら、よたよたと、それも大型の車を運転していたのでした。
こんな高級車を運転しているのは、たぶん医者とかなのでしょう。本人は安全だから大型の車に乗っているのでしょうが、周りからするともの凄く迷惑です。車線からはみ出しながら、よろよろ走っているのですから。
私は色々な話の場で、「高齢者の運転を続ける権利(生活の必需品として)」を主張しています。もちろん、安全機能が付いている車に乗るとか、色々条件はありますが、我々側も安易に高齢者に、免許証の返納を強制すべきではないと考えています。
しかし、こんな運転を見てしまうと・・・、ちょっと考えも変えなくてはならないかも。