昨日、コントラバス版の”Zauberplatte”を使用されている演奏家からメールがありました。いつも、とても丁寧な感想のメールをくださるのです。
その中に、「Zauberplatteがずれないから、微妙な楽器の角度を維持できる」みたいな事が書かれています。なるほど、こういう「微妙な姿勢(楽器の角度)の維持」に関しては、私は考えてもいませんでした。「大きなずれ(滑り)」のことばかり考えていました。
考えてみたら、「ずれない」ということは、楽器の微妙な角度を維持すること出来て、それは弓の摩擦力の安定性にも繋がると言うことです。そして、その原理はチェロでも全く同じはずです。
なるほど・・、です。
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