現在行っている修理では、アゴ当ての調整をするだけでも2日がかりの手間をかけています。「調整」というよりは「再形成」と言った方が良いでしょう(もちろん料金もかなりかかります)。
微妙な形と角度、厚みや質量等々、多くのノウハウを必要とします。一見したところ同じように見えるアゴ当て(また付いている部品)ですが、実際には技術力の差によって全く違うのです。
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