以前にも書きましたが、「世界で最高の感動する演奏とは、ご自分のお子さんの演奏である」と思います。いや、そう言い切ります。その演奏姿は、お母さん、お父さんが歳をとったときにも、想い出すくらい感動の音楽です。事実、私もそう感じています。特に小さいときの演奏ほど感動的なものです。
しかし残念なことながら、当事者は、当事者故に、その素晴らしさと貴重さに気づいていないことが多いのです。お子さんのその感動の演奏が、いつまででも聞けると思っているのです。
しかし、お子さんの成長は早く、そして自分の衰えも早いのです。来年には、今年の可愛らしい演奏はもう無いのです。
だから、今年の貴重な演奏姿と音を、お金をかけて、高画質の映像と録音で残しておいて欲しいです。七五三の写真を写真館で撮影するのと同じように、ちゃんとした専門のビデオカメラマンに発表会を撮影して記録してもらいたいというのが本音です。
そしてその感動をつまみにして、ニコニコしながら酒を飲んでください。子どもに、「またそんなビデオ観てるの?」ってバカにされながら。
おそらく一生かけても、そんな素晴らしい演奏には巡り会えないでしょう。小さなお子さんがいるご家庭は、今を大切にして欲しいです。
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