伊藤君が工房を出てから雑用がゴタゴタしていて、伊藤君がいないという実感もあまりないくらいです。3時のお茶の時間に、「あっ、伊藤君はいないからお茶は用意しなくていいんだ」と、数度思ったくらいです。
しかし今日は祝日だったせいもあり、お客様が大勢(「大勢」と言っても数人なのですが)いらしたので、私一人での対応は大忙しでした。
伊藤君が工房に来たときから、出て行く時の事は常に考えていましたし、それ以前に自分もそうしてきましたから、伊藤君がいなくなった今、特に感傷的になることはないですね。まして伊藤君はもっと自分の事で大忙しで、そんな気分になっている暇もないことでしょう。
今度は伊藤君も私の競争相手になるわけですから、私ももっと頑張らなくては・・・。