人にもよるでしょうが、車に乗っている時間って、意外と長いです。片道数時間の長距離ドライブはもちろんのこと、街中でも渋滞して、車中に缶詰状態なんて事、珍しくありません。

 そのくらい、車の中に否応なしに乗っている時間ってバカにならないのです。

 その時に心の拠り所は「音楽」のはずです(スマホをいじるのは危険ですよ)。しかし皆さんご存じですか? 車の標準搭載のスピーカー(ドアに埋め込まれている)、もの凄く安物であるってことを。

 もちろん、超高級車にお乗りの方は、このブログ記事は関係ないので、読む必要はありません。話は、大衆車の純正スピーカーのことです。

 オーディオスピーカーを自作した人ならば、何となくスピーカーの重さ(マグネットとコイル)を想像出来ると思います。結構ずっしりと重いイメージのはずです。ところが、車の純正スピーカーを取り外してみてください。びっくりするくらい、ペラっペラっです。よくもまあ、こんなペラペラで音が出るものだと感心するくらい、軽量化とコストダウン化されています。

 それをサードバーティ製の車専用”オーディオ”スピーカーと交換してみてください。全然音が違いますから驚きますよ。今まで、どれだけ安っぽい音で人生の貴重な時間を過ごしていたかを、後悔すると思いますよ。
 ちょっと大げさに言えば、移動式オーディオリスニングルームを手に入れたようなものです。

注意:
 加工に自信が無い人は、絶対に自分では行わないようにしてください。配線を切ってしまったり、最悪、車の安全装置(サイドエアバッグとか)を壊してしまうかもしれません。

補足:再生機器側(アンプとか)は、カーナビ一体型のオーディオ部分がそれほど低品質とは思えませんので、スピーカーだけを交換しただけで、十分なグレードアップになるはずです。

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