弦楽器フェアとかの展示会などで使うヴァイオリンスタンドって、とても多いのです。その購入費用だけでなく、意外と大変なのは保管費用なのです。結構かさばるし、重いので保管の手間もかかります。
そこで、今回導入したレーザー加工機を使って、段ボール製の「使い捨てヴァイオリンスタンド」を考えてみました。
レーザー加工機”HAJIME”を使えば、数十セットのスタンドを加工するのも、データさえあれば、あっという間に出来てしまうのです。
まずは、手持ちの段ボールをフリーハンドで切って、何となくイメージを形作ってみました。
今回は段ボール紙のサイズが小さかったため、ヴァイオリンを裏板上部で支える形式のスタンドになりましたが、使用する段ボール紙が大きければ、縦に長くしてネックで支える方式に変更することも簡単です。
もちろんMDF板とか、アクリル板とかを切り抜いて製作することも可能ですが、そうすると「使い捨て」には勿体ないですね。「使い捨て」の考えは捨てて、「分解して省スペース保管」というのだったら、アクリル板で製作するのがお洒落で良いかもしれません。ちなみに、アクリル板で製作した場合には素材が固いので楽器への傷防止が必要です。シリコンゴムチューブを切って、アクリル板の断面に被せるのが良いでしょう。
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