以前、オイストラフ親子による「モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラの二重奏曲」のレコードの事を書きました。素晴らしい演奏なのです。
私が中古で手に入れたLPレコードはおそらく1964年に国内のキングレコードから発売されたものです。ジャケットの裏の説明書きは日本語で、ジャケットの中に昭和39年1月の「ロンドンステレオクラブのレコード一覧」のパンフレットも入っていました。
発売元はキングですが、おそらく「盤」自体はオリジナルにごくごく近いものだと想像できます。
このレコードの演奏があまりにも素晴らしいので、新品で売られているレコードの音質が気になったのです。オリジナルテープから再マスタリングされていて、より素晴らしい音質だったら、そちらの方が良いと思ったからです。
それで新品のレコードも購入してみました。写真の右が1964年発売のもので、左のものが新品で売られているものです。
期待して再生したのですが、結果、ダメでした。やはり、オリジナルに勝る物はないみたいです。
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