先日入手したカントゥーシャ作のヴィオラとヴァイオリンを、帰国直後から集中して調整中です。
カントゥーシャ作の楽器を調整して(触っていて)いつも感じるのは、その製作精度と、木材質の高さです。さらに眼には見えないところですが、製材(目の取り方)が完璧なので楽器の歪みがほとんど出ていないという事なのです(殆どの方にはこの重要さが判らないと思いますが)。
カントゥーシャは常に「楽器は科学」だと言っていましたが、まさにそれを感じます。「サイエンス(学問)」という意味で無く、「理」という意味です。
すなわち、「良い音」とか「良い音の楽器」には、きちんとした理由があると言うことなのです。
こういう良い楽器は、手に入るときに思い切って購入した方が、後々、得をしますよ。
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