私の師匠のカントゥーシャ作の楽器が調整に来ると(ケースから出して工房に吊しておくと)、工房の中はカントゥーシャの楽器独特の甘いにおい(香り)で充満します。

 カントゥーシャは楽器内部やニスの下地に多量のプロポリスを用いているのですが、そのにおいなのです。数十年経った古い楽器でも同じです。

注:最近他店(または個人売買も含め)にて購入した楽器は、例えカントゥーシャ作の楽器であっても、調整をお断り致します。私は、私の工房にて購入されたお客様に、全力で時間を割いて接したいからです。

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