バッテリー式の家電、AV機器、道具ってとても便利です。この「便利」という事に関しては否定しません。

 しかし、バッテリー劣化による製品の買い替えについて、メーカーや業界(マスコミも含めて)は隠しています。すなわち、エコではないのです。

 私もノートパソコン、充電式工具、充電式家電、スマートフォン、モバイルバッテリー、充電式乾電池、家庭用大容量蓄電池、車やバイクの内蔵バッテリー等々、さまざまなバッテリーを購入してきました。

 ところが、寿命が短くて、けっきょく製品としての性能劣化よりも、バッテリーが原因でその機器(工具)を廃棄してしまうことが殆どなのです。メーカーは買い替えてもらえればラッキーかもしれませんが、どう考えてもエコではありません。

 事実、有線式の工具や家電は、寿命がとても長いのです(電気を使わない道具の寿命は、はるかにもっと長いのですが)。

 EV自動車とかの本当の性能も、怪しいものです。マスコミには新品時の性能だけでなく、製品寿命(劣化速度)も考慮したレビューもしてもらいたいものです。さらに、エアコンフル稼働で渋滞走行でのレビューなど、ほとんどありません。メーカーの太鼓持ちでしかないのです。

 みなさんも、マスコミ(裏には業界の企みがあるのです)の情報操作に、安易に乗ってはいけませんよ。まずは、「流れ」というものを、疑いの目で見ることが重要です。

補足:よくバッテリーの性能について「新技術によって、これまでの製品よりもこんなに良くなった」と書いている説明があります。ところが、そういう説明って、結局のところ性能が低いという事を自分自信で白状しているのです。本当に優れている物は、「今度の製品ではこんなに良くなった」とは言わないのです。

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