昨日のスポーツ番組で、あるメジャーリーガーの投手が、スーパースローモーションカメラとか、最新機材を使って、自分のピッチングフォームを観察・修正している映像が放送されていました。さすがアメリカは進んでいます。

 そしてその投手が、「私はエンジニアだ」と答えていたのが印象的ででした。

 よく勘違いしている人達は、「私はアーティストだ」と答えるのですが、この投手は「エンジニア」と答えていたのです。

 すなわち、「野球とは物理法則の上で、理にかなった動作を行う行為であって、自分は、それを効果的に正しく行うためのエンジニア、技術者なのだ」という意味だと思います。

 これは私が常日頃から私が主張していることと、全く同じです。

 「アーティストではなく、エンジニア(技術者、職人)」であるべきなのです。なぜなら、芸術とは聴く側に存在するものだからです。

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