コロナ騒ぎで様々な演奏活動が中止になっている現在、普段と違った生活を逆手にとって、「普段は忙しくてなかなか出来なかったこと」を行うのも、一つの手です。

 例えば、自分の演奏姿をビデオカメラで撮影して、観察してみてください。自宅で音が出せない人は、消音器を使ってもいいと思います。

 カメラ越しに見る自分の姿は、ちょっと他人に見えるはずです。他人の気持ちで(客観的に)観察することが重要です。

 特に、レントゲン撮影の様に背骨を(想像して)透視して、猫背になっていないか、無理に捻れていないかを観察してみてください。

 こういう「観察」って、簡単にできそうでいて、なかなか出来る事ではありません。こういう状況下だからこそ、普段出来ないことにチャレンジして損はないと思います。

 

 ちなみに、私が今回の機会を利用して、「普段なら出来ないこと」で実験しているのは、エアブラシを弦楽器修理の技術として利用できないか?という実験(あくまでも実験段階)です。
 通常、弦楽器用の濃度の高いニスにはエアブラシは使えませんし、また量産楽器なら話は別ですが、スプレー塗装は安っぽくなってしまいますので使うことはありません。

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