昨日、テレビの「石橋、薪を焚べる」という石橋貴明のトーク番組に、青学駅伝部の原監督が出ていました。

 何気なく観ていたら、石橋の「なぜそんなにうまいこと早く優勝できたのか?」みたいな問いに対して、原監督は次のような内容の事を言っていたのが印象にのこりました。

「私は、社会で当たり前の事を行っただけなのです。」
「陸上界は、そのくらい遅れていたのです。自分はそういう世界に異端児として飛び込みました。」

 こんな感じの言葉でした。

 衝撃的でした。私が「音楽(演奏)界は、進んでいるスポーツ界を見習うべき」と、常に主張しているのですが、そのスポーツ界は、さらに先に進んでしまっていたからです。

 演奏界も、スポーツ界を見習うべきです。考え方が古いのです。一番邪魔になるのは、既成の常識と守ってきたプライドです。

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