私が、演奏者も「スポーツ界を見習うべき」とか、「物理を基本とした理」とか、「楽器や弓の本質」とか、色々主張しているのはご存じと思います。
すなわち、この業界、プロの演奏者でも勘違いしている人だらけなのです。なぜそういう現状なのかというと、その手の教育の場が存在しないことが一番の理由です。大昔のスポーツ界が、根性論とか感覚論だけで教育をしていたのと似ています。
しかし何も、偉い先生方や、プライドの高い演奏者様方の考え方を変えようなどとは、これっぽっちも思っていません。
私は、演奏者を目指している才能のある若い方(と、その親御さん)や、その逆に才能的には凡人だけれども頭がとてもよいアマチュア演奏者へのメッセージとして、色々書いています。
例えば以前にも、こんな記事「欧州留学中の方が弓の修理でいらっしゃったのですが」を書きましたが、こういう事例って、残念ながら驚くほど普通の事なのです。せっかくの若い時間と才能を無駄にしてしまいます。もったいないです。
私の主張が胡散臭いと思われる方は、無視すれば良いだけの話です。
関連記事:
- 「才能の無駄遣い」の研究対象は
- 演奏者だから、楽器の事が判らないものなのです
- 国際展示場のメッセに行ってきました
- 弓が跳ねているのと、ダイナミックな演奏とは全く別なのですが・・・
- 若い方こそ、アナログレコード再生に挑戦して欲しい