先日テレビで、ある若い演奏者が演奏していました。
ところがその演奏、典型的な、私が主張している「理にかなっていない奏法」をしているのです。
テレビで演奏しているので、才能のある若い奏者なのでしょう。しかし、その「本来の才能」を無駄遣いしています。実に勿体ない。
このような、「才能ある人の勘違い奏法の研究」って、私にとってはとても興味深い研究対象です。しかし、現実的には不可能なのです。なぜなら、自分が「勘違い」しているとか「理にかなっていないことをしている」とは、夢にも思っていないからなのです。
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