演奏に熱心な方でも、意外と音楽をてきとうな音質で聴いている方は多いようです。

 それは、地図を、単に形の情報(国の形とか、県境の形とか)でしか見ていないのに等しいのです。

 しかし、実際の地形には、等高線情報も含まれています。さらに目を凝らすと、小さな情報もたくさん散りばめられています。多くの方は、そのような等高線情報とか小さな情報には無頓着なのです。

 実際の地形は3次元であり、さらに言えば「生(リアル)」なのです。

 音楽も全く同じで、より良い音質で音楽を聴いていると、それまで見えていなかった様々な情報が見えてきます。それによって価値観が変わり、自分の演奏だとか、楽器や弓を選ぶ時にも役立てることが出来ると思うのです。

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