昨日NHK-FMで「ピアノ協奏曲の一楽章の出だし」みたいな内容の番組があり、面白くて聞き入ってしまいました。
名作曲家達が、いかいに曲の入りで聴衆を引きつけるかに苦労したかという解説でした。ラジオはこういう解説があるから、聴いていて面白いです。
確かにこうして聴き比べてみると、それぞれ特長のある名曲揃いです。まあ、名曲の解説をしているので、当然と言えば当然なのですが。
その時ふと思いました。協奏曲って、一楽章が有名ですが、二楽章も、終楽章もあまり記憶に残っていません。曲の時間も、一楽章が一番長いので、作曲家達が一楽章に重きをおいているというのも想像できます。
一方交響曲は、終楽章が有名な曲もたくさんあります。
この違いって、なぜなのでしょう? ベートーヴェン以降の交響曲が進化したからなのでしょうか?
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