普通地面に立つときって、力を入れて立っている人はいません。「普通に」立っているだけです。しかし実際には、地球を体重の数十キロの力で押していて、その反作用の数十キロの力で押し返されています。

 ところがそんな事は全く感じなく、「自然」です。

 これが真の意味での性能の良い弓でかける「圧力」なのです。強引に力を入れているのではなくて、「自然」な力なのです。この仕組みが弦楽器のボウイングの第一歩であり、練習のスタートラインとも言えるのです。

 良い弓を探している方には、きちんと説明しますので、是非試奏にいらしてください。ヴァイオリンの弓は残念ながら少なくなってしまいましたが、ヴィオラとチェロの弓はまだまだありますよ。

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