今、ツルネという高校弓道部のアニメが放送されています。
それを観ていて、弦楽器に通じると感じました。
何が共通しているかというと、「力まないで、スッと立つという、力強さ」です。真の力とは、力んでいないので、まるで力を入れていないように感じるのです。さらに、運動の連続性が理にかなっているので、スローモーションに見えるのです。
そして何より、美しいのです。
これは他のスポーツにも当てはまります。
この「力まないで、スッと立つ」というのは、演奏の立ち姿の事をさしているのではなくて、ボウイングの圧力の話です。
理にかなった圧力というのは、力を掛けているように見えないのです。まるで地面に立っているかのように。
アニメをバカにしてはいけませんよ。色々なところに、色々なヒントがあるかもしれません。