Accuphaseのフォノイコライザー C-27とC-47を比較しました。入力は、ELPレーザーターンテーブルからのMM出力信号です。

 S/Nに関してはどちらもとても優秀で、それほど差は感じませんでした。もっとも、今回はMM入力での比較なので、MC入力では新旧でもっと差が出るとも想像できます。

 音質に関してはC-47の方が高域、低域の張りが増したという感じです。良く言えば、「高域、低域の再生周波数帯域が広がった」という感じでもあり、悪い方に捉えると、「ちょっとドンシャリっぽく感じる」とも言えます。

 C-27の方は慣れのせいなのかもしれませんが、品のある滑らかな音に感じます。

 どちらの音が優れているとは言えない範囲ではありますが、想像していた以上に音質差がありました。

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