もう20年以上前から、プリンタの「インクで稼ぐインチキ商法」が納得いかずに、しかしそう思いながらもそれしか(インクジェット方式では)選択肢が無いので泣く泣く購入し続けていました。
しかし2017年頃に、エプソンがエコタンクという大容量インクタイプのインクジェットプリンタを発売し、続いてキャノンもギガタンクという大容量タイプを発売しました。
私もキャノン製のギガタンク方式のプリンタを直ぐに購入して、もう3年半くらい使っています。
何が素晴らしいのかというと、プリンタヘッドが詰まってクリーニングをするときに、多少インクを消費したくらいでは、インクタンクの容量がびくともしないことです。
一般的な少量インクカートリッジ式だと、例えばイエローが目詰まりしたのでクリーニングすると、そのクリーニング処理によってカートリッジが空になってしまい、新品カートリッジに交換することになります。さらにカートリッジ交換作業によってまた別のインクが消費されて、問題なかったマゼンダとかシアン色までカートリッジが空になって警告が出てしまうのです。
その繰り返しです。おそらく、意図的なインク消費商法を狙った駆動制御プログラムです。
だから私は、他の色も少なくなっているときには、勿体ないですが全インクカートリッジを一気に新品交換していました。
実に無駄です。
しかしギガタンク方式だと、それが無いのです。使っていて、実に清々しいのです。
皆さんの中で、インクジェット方式のギガタンクを検討している方がいましたら、私のお勧めは下記の機種です。私が使っている物はもっと古いですが、もしも今私が購入するとしたら、これです。
注:写真高画質印刷が目的の方には合いません。
余計なお世話の補足:キャノン ギガタンクのプリンタには、第一世代のG6030(私が所有しているプリンタ)とかも併売されています。しかし絶対に新しいGX7030とかGX6030とかを購入してください。廃インクカートリッジが自分で安価に交換できるのは大きなアドバンテージです。
さらにGX6030とGX7030との比較ですが、用紙トレイの差だけでなく、スキャナの仕組みも違いますので、価格差を考えてもGX7030がお得です。