YouTubeのある配管清掃業者の動画をみました。

 ギトギト油で配管が詰まり、それが床下にあふれ出すという、「あるあるパターン」の動画でした。

 呆れかえったのは、家の所有者が「リフォーム業者が行った配管の勾配が悪くて、配管が詰まった」と、リフォーム業者に怒りを感じている光景でした。

 もちろん、リフォーム業者側の落ち度もあるかもしれません。しかし私が客観的に見ていて一番の原因は、油を配管に流している、家の所有者側の落ち度の方です。

 私の推測では、

1.台所シンクから、頻繁に油を捨てていた。
2.当然、配管は詰まります。
3.詰まった配管が重くなり、たわむ。
4.重さで配管の勾配が緩くなる。
5.ますます油が詰まる。
6.悪循環。
7.床下に溢れてカビや臭いが充満する。

 たしかしに配管の勾配固定がもうすこし頑丈に行っていれば、多少の詰まりは遅れたかもしれません。しかし、油を流していたら、配管は詰まるのです。当然です。生活排水に油を流してはいけないというのは常識のはず。

 最近は自己中の人ばかりで、自分の事は棚に上げて、人のせいにする人がとても増えています。

 悲しいことですが、弦楽器関連でもこの傾向はあります。それは、目先の安さとか、自分都合の主張ばかりをする人が増えているからなのです。

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