衰退中のNTT固定電話が、今更、「70歳以上にナンバーディスプレー無償化」だと

　私は以前から、NTTのナンバーディスプレー有償オプションに対して、「詐欺の片棒を担いでいるのでは？」と言ってきました。

　アナログ回線の頃と違って、現在の固定電話（ひかり電話も）はシステムの根本はデジタル化されているはずなのです。それをナンバーディスプレーに対応していないのは、おそらくわざわざ非対応にしていると勘ぐってしまいます。

　その証拠に、携帯電話は当たり前のようにナンバーディスプレー対応です。

　今更、「70歳以上にはナンバーディスプレー機能を無償化」だと。それも先着5,000名（日本全国で）だけだって！！

　こんな事をしているから、固定電話は衰退の一途をたどっているのです。NTTが過去の利権にしがみついている結果です。自業自得なのです。

　本来ならばこんなに詐欺被害が蔓延している社会で、国がNTT側に「ナンバーディスプレーの義務化」を指導しないといけないはずなのに、おそらく天下りさんとか、色々ズブズブなのでしょうね。

　先にも書きましたように、先着5,000名だけみたいなので、ご実家（70歳以上）で固定電話（または、ひかり電話）を使っていらっしゃる方は、受付開始日の2023年5月1日に真っ先に申し込んでください。70歳以上の親と同居の家庭でもよいみたいです。