数ヶ月前、ある出来事をきっかけに、私の工房ではネットワークカメラを防犯用として導入しました。Panasonicの業務用ネットワークカメラ「BB-SW175」というカメラです。
このネットワークカメラの主な特徴は「防水」「高解像度(高画素数)」「PoE(LANケーブル給電)」です。「白つぶれ防止機能」とか「SDメモリカードに記録可」とかの業務機ならではの機能も備わっています。導入における初期費用は若干多くかかりますが、同業者だけでなくそれ以外の自営業者にもお勧めです(業務用として使うのならば、初期費用は若干高いですが下記のカメラよりもこのようなカメラをお勧めします)。
話はプライベートの話題に変わりますが、最近母の介護が必要になり、目が離せなくなってきています。そこで家庭内(室内)にもネットワークカメラを設置しました。こちらは本格的な性能は必要ないので、パーソナル用のBL-C111というカメラです。以前、八丈島の実家にも設置した、私にとっては使い慣れているネットワークカメラです。
業務用のネットワークカメラと見比べるとボケた映像に見えますが、必要十分の性能です。このカメラを母の寝室とリビングに設置して、同じ家の中ではありますが仕事の傍らちょっとだけ確認することも出来るようになりました。わざわざパソコンで確認しなくても、スマートフォンやタブレット端末で簡単に見ることが出来るようになったので便利なのです(利用しているアプリは”IP Cam Viewer”)。
皆さんにも、防犯、介護、子育て、ペット飼育などにおいて、お勧めです。ちなみに、家庭内のLAN環境下ででカメラを見るのはとても簡単です。しかし外出先から見る場合には、ちょっとだけインターネット設定のハードルが高くなります。
ネットワークカメラの本格的な使い方は、サーバーを設置して、そこに24時間録画するという使い方です。しかしそれは大げさで現実的ではないという方でも、カメラ本体のみで使うこともできます。カメラの中にはメモリが入っていて、静止画を保存することができるのです。例えば、人影が動いたときだけ、その静止画をカメラ本体に数枚保存できるのです。連続動画の録画ではありませんが、これはこれで結構実用的に使える機能です。
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