この季節になると、お客様から「室温が上がってしまうが、楽器は大丈夫ですか?」っていう質問がきます。
私の返答としては、「窓際に楽器を保管するとかは論外ですが、30度を超えてしまうのはしかたありません。ケースに保管して、室内の可能な限り温度の低い場所に保管してください」と答えています。
同じ室内でも、サーモグラフィで観察すると、意外と場所によって温度差があるのです。だからサーモグラフィーをお勧めしているのです。
ただ、それでも気になってしまうという心配性の方も多いことでしょう。
そういう方は外出先(仕事先)で室内の温度管理を行えば良いのです。そうすると精神的にも安心です。
外出先から室内の温度管理を行う機器は沢山存在するのですが、最近話題のSwitchBot社の製品が使いやすそうです。
このSwitchBot社の製品は用途によって沢山存在していて、私も電源オンオフ管理の「ハブミニ」という製品を使っていますが、とても使いやすいです。
さて話をもどして、外出先で「温度確認」と「エアコン操作」を行うには、「SwitchBotスマートリモコンハブ2」という製品でできると思います。実際に製品を使ったことがないので、あくまでも想像ですが。
価格も安いことですし、興味のあるかたは試してみては?
楽器の管理だけでなく、年寄り独り暮らしの実家のエアコンの管理などにも活用できるかもしれません。
後日追記:上記の”スマートリモコンハブ2″を購入して試用してみました。スマートフォンで室内の温度・湿度を確認できて、登録したエアコンのオン・オフ、温度設定ができました。
それ以外にも設定次第で色々出来ます。例えば夕方になったら室内の電気を点灯するとか。テレビを付けて在宅の雰囲気を偽装(防犯のため)したり。
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