昨日はいつもお世話になっている方がお知り合いという事で、その方の紹介で、「ベンツェ・テメスヴァーリ(Vc)、宮田 森(Pf)」というチェロコンサートを聴きに行ってきました。
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長身(190数cmあるそうです)、イケメンで、さらにまだ20代なのにウィーン交響楽団首席チェロ奏者という才能のチェリストです。しかし謙虚な好青年で、もちろんテクニックは完璧で、日本人の若い演奏者も日本の小さな業界内で気持ちよく弾いているだけでなく、さらなる上を追求して欲しいと切に感じました。
一番印象席だったのは、曲間のトークからにじみ出る彼の謙虚で真面目な性格が、彼の真面目な演奏技術や音質の土台となっているのだと感じる事が出来た事でした。
ちいさなホールでしたが、女性がほとんどでした。おそらくピアニストの方のファンかも。
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