私は作業用として、3種類の度数の老眼鏡を使い分けています(正確に言えば10くらいの眼鏡を使い分けています)。作業の種類によって顔を近づける距離が異なるので、それに対応したレンズが必要になるのです。
この老眼鏡、以前にも紹介したことがあるのですが、レンズの上1/3をカットした特注品です。最近はレンズ一枚の中で連続した度数を持ったレンズも一般的になっていますが、それらも試したのですが、やはり以前に作った眼鏡が私の作業に合っているのです。
そんなわけで愛用している作業用老眼鏡ですが、毎日使っているのでツルの付け根部分の金属(チタン)が折れてしまいました。それで眼鏡店に修理に出していたのです。
修理は福井県の眼鏡の生産で有名な鯖江市まで送って、そこで修理をするそうです。溶接で折れた金属をくっ付けて、再メッキするのだそうです。ついでにレンズもあらたに作り直しました。
昨日、1ヶ月ぶりに修理完了して受け取ったのですが、とても綺麗に直っていました。凄い修理技術です。誰が修理してくれたのかは知りませんが、職人さん、ありがとうございます。
拘った物は、例え修理代金がかかってでも、こうして直しながら使い続けるのがベストだとあらためて思いました。